唇が痛い!【解消】サックスリード選び

サックス吹いている時に、どうしても唇が乾燥して痛いという方にはこちら。

樹脂製のリードをおすすめします。

Legere レジェール プラスチック リード

樹脂製の物であれば、唇の水分が吸収されないので、長時間の演奏でも快適に使えます。
一枚あたりのコストは上がりますが耐久性にも優れているので、結果的に長く使える物です。

サックスのリードとは

いくつか種類があります。
大きく分けて、素材の2種類。

「竹製」
「プラスチック製」

初心者の方であれば、何を選べがいいのか迷うかと思いますので、
選び方と管理方法をご紹介致します。

素材を選ぶ

素材としては、大きく分けて2種類になります。それぞれ特徴が異なりますので簡単に説明致します。

「竹製」

一般的に使われているのが竹製のリードです。多種多様な種類があるのでどれがいいのか悩むかも知れませんが、おすすめは後ほどご紹介します。

メリット

  • 価格的には安い
  • 種類が豊富
  • 温かみのある音が出る

デメリット

  • 割れやすい
  • 1箱買っても全部同じ品質では無いので、それぞれ微妙な厚み違いがあり数枚使えないというのがかなり痛い
  • カビる(もちろん管理をきちんとすればそんな事は無い)

「プラスチック製」

近年非常に使われている人が多くなってきたタイプです。
私もそのうちの一人。

メリット

  • 耐久性に優れているので比較的長持ちする
  • 厚みの種類が豊富
  • 唇の水分が吸収されないので、長時間の演奏でも乾燥しない
  • 比較的、個体差が少ない

デメリット

  • 高い(1枚 数千円する)
  • 音色が硬く感じる(温かみが少ない・・・個人感想です)

リードの厚みを選ぶ

そもそも、厚みが違うにはどういった意味があるのかを先にご説明します。

リードの厚みが増すにつれて息が入れづらくなるので、初心者の方は最初のリードが肝心です。音がならなかったらその時点で凹みますし、最悪の場合もう吹けない!なんて事になりかねません。

なので最初のうちは厚みの薄い物を使う様におすすめします。

それでは、厚みによって何が違うのかを説明致します。

「厚め」
・息が入れずらい(特に低音域での小さい音が鳴らしにくい)
・温かみのある厚い音になる

「薄め」
・息が入れやすいので吹きやすい(特に初心者向け)
・平たい音になりがち
・大きな音を出すと音が割れる

演奏するスタイルや技術によって、自身の目指す物を選ぶ様にしてください。

初心者のうちは2番や2半がおすすめ。
慣れてきたら徐々に上げて行けば良いです。焦らず自分の技術と相談しながら選びましょう。

「竹製」「プラスチック製」共に、厚みのバリエーションが多く、
初心者の方にはどれを選べば良いのかわかりにくいかと思いますので、参考として
ご案内致します。

リードの削り方を選ぶ

画像:nonaka
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リードの削り方には2種類があります。
ファイルドカット(別名:フレンチカット)
アンファイルドカット(別名:アメリカンカット)

アンファイルドカットに比べ、ファイルドカットの方が比較的音の立ち上がりに
まとまりがあり、全体的に明るめの音色になります。

ファイルドカットは一般的にクラシック・吹奏楽向きと言われています。

近年ではリードの種類もかなり増えてきていますので、ファイルドカットがクラシック向けとも言えなくなっておりますが…

おすすめしたいリード(初心者)

初心者の方へおすすめしたいリードを紹介していたします。
慣れてくれば自分の演奏スタイルや好みの音色に合わせて選ぶ様にしましょう。

バンドーレンサクソフォンリード ジャバ
ジャズ・POPにはこちら!!*アンファイルドカット

画像:nonaka

ジャズ向けのリードでは一番人気

1983年に、バンドーレンがジャズとポピュラー音楽用に開発しました。トラディショナル(同社:青箱リード)より先端部が厚くパレットがより柔軟なので、広い面積部分で最大限の弾力性を持って振動させる事が出来ます。このタイプの腰の部分は結果的に弾力ゾーンが広めになっているので柔軟に演奏する事が出来ます。。JAVAのJAはジャズを表し、VAはバラエティ(娯楽音楽)を表しています。

レジェール(シグネチャー)
唇乾燥対策はこれ!!*アンファイルドカット

多くの木管楽器奏者が抱えているリードの悩みを解決するため開発されたレジェール・リードは、天然ケーンとほぼ同じ振動特性を持つ、まったく新しい素材のリードです。カットの角度、コシの強さ、振動比率、表面仕上げ、気温、湿度に対応する安定性など、あらゆる方向から研究され、天然ケーンと違和感の無い吹奏感を実現。

バンドーレンサクソフォンリード トラディショナル
皆が一度は使った事のある定番!!*ファイルドカット

画像:nonaka

通称:青箱

長年にわたって高い評価を得ている一番幅広く使われているリードです。非常に薄いティップからきわめてピュアな音質が生み出される様にデザインされており、また振動する部分のコシが強くJAVAやV16よりもパレットが厚くなっています。

リードの保管方法

画像:amazon

リードを購入しても、全てが自分にあった状態の良い物ではありません。気に入った物を長く使って行ける様には、きっちりとした保管をする事で、寿命が伸びます。

なので、リードの使用後は専用のケースにいれるか、保管環境に気をつけましょう。湿気が少なく・衝撃が少ないところで保管です。

まとめ

リードについてご案内いたしました。
結果、唇の乾燥には、レジェール・シグネチャーがおすすめです。
吹奏感や、耐久性を考えても申し分無い商品なので、是非一度試してください。

おわり

良いサックス人生を

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