サックスを吹くからには、歴史もしっておきましょう。まずは、サックスの歴史や特徴などについて。
サックスの歴史約170年

アドルフ・サックスはベルギーのディナンで生まれた。父シャルル=ジョセフ(en:Charles-Joseph Sax)もまた楽器製作者であり、ホルンの設計に功績を残している。アドルフ自身も早い時期から楽器製作に取り組み、15歳の時には、コンペティションにフルートとクラリネットを出展し、入賞を果たしている。
ブリュッセルで楽器製作を学んだ後、本格的に楽器の製作に取り組み始めた。20歳の時には、バスクラリネットの設計で特許を取得した。
もともとはキィ(ボタン)が多数ある木管楽器の高い操作性と、金管楽器のサウンドの躍動感を融合することを目的として製造されました。
1841年には永住の地となるパリに移住し、バルブ機構付きの金管楽器の開発で名を知られるようになった。1844年には、後にサクソルンとして知られるようになる、キー付きのビューグルを展覧会に出展した。この楽器それ自体は彼の発明によるものではなかったが、彼のライバルたちによるものよりも優れたものだった。このサクソルンには7種類の管があり、ユーフォニアムとよく似た外見を持っており、後にはフリューゲルホルンの発明に道を開くものだった。彼はまた、1845年にサクソトロンバ(saxotromba)という金管楽器も発明したが、こちらはごく短命に終わった。
この1840年代には、彼の名を最もよく知らしめているサクソフォーンの発明も行なわれている。サクソフォーンの基となる発明の特許は1838年に取得されていたが、楽器についての特許が取得されたのは1846年のことであり、その頃にはソプラノ・サクソフォーンからバス・サクソフォーンまでの、今日に連なるサクソフォーン属が開発されていた。
サックスは、生涯を通じて楽器製作とパリ音楽院でのサクソフォーン教育に携わった。しかし、彼のライバルの楽器製作業者たちは、サックスの持つ特許の正当性に繰り返し攻撃を加え、サックスと彼の会社に対して長期にわたる訴訟を仕掛けてきたために、2度(1856年および1873年)にわたって破産の憂き目に会うことになった。長きにわたる法廷闘争はサックスの健康を損ね、1853年と1858年の2度にわたって癌のために入院を余儀なくされた。ちなみに数十年経た後、パリ音楽院教授職の後任にマルセル・ミュールが就任し、サクソフォーンの地位は飛躍的に向上する事となる。
木管楽器の中では、誕生から歴史の浅い楽器ではありますが、現代でポップス・ジャズ・クラシック・ロックと非常に幅広い音楽ジャンルに対応可能です。
ソロ・アンサンブル・ビッグバンドなど利用される事が多く、完成度の高い楽器であると言えます。
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サックスの特徴
サックスは、音域が広いため、様々なジャンルの演奏に対応でき、ジャズ・クラシック、ポップスと多岐に渡って使用されています。
他の木管楽器と比較すると大きな音量がでるため、迫力のある演奏ができます。
また、運指の操作性にも優れていて比較的簡単な方です。
竹製のリードと言う物を使った楽器であり、見た目は金属ですが木管楽器の仲間になります。
一般的に使われているサックスの種類は4種類
一般的に使われているサックスの種類は4種類です。
- ソプラノ(一番高音域)
- アルト(最も多い種類)
- テナー(人間の声に近い?)
- バリトン(一番低音域)
下記に詳しい解説を書いていますのでどうぞ。
歴史を知っていただけましたか?
知識を知ったからといって、技術が上がるわけもありませんが、折角やるならこう言ったことも、知っておいて損はありませんよね。
日々の練習頑張ってください。
初心者の方は、特に誰かに教えてもらう。誰かと一緒に吹くと言うことを実践してみてください。
初心者は経験者に教えてもらいましょう
楽器の上達は経験者から教えてもらうことがおすすめ。
楽器を始めて間もない方や、これから始めようとする方は、音の出し方や指の使い方など、分からないことも多いと思います。当然です!
そんな時は、周りの経験者に教えてもらうことで、上達が早くなります。
部活やサークルで始める方は指導者の方や先輩にいろいろ聞いてみるのも良いです。
しかし、一人で趣味として始める方には、周りに経験者がいないということも多いかとおもいます。周りに経験者がいない方は、音楽教室を活用してみると良いかもしれません。
経験者(トレーナー)に教えていただく事が上達への最短距離となります。
独学か?教室か?と言う内容でも書いていますので是非ご確認ください
おわり
良いサックス人生を!!